弁護士や検察官、裁判官になるためには、難易度が非常に高い国家資格である司法試験に合格することが必要となります。
司法試験では、短答式試験と論文式試験が行われており、試験内容は憲法及び行政法などの公法科目、民法や民事訴訟法、商法などの民事系科目、刑法及び刑事訴訟法などの刑事系科目が出題されています。
論文式試験では、これらの科目の他に選択科目も出題されており、知的財産法、労働法、環境法などの科目から選択して回答することとなります。
司法試験を受験するためには、まずは法科大学院の課程を修了することが必要であり、修了日後の5年度内に3回の範囲内で受験することができます。
受験期限と回数が限られているので、しっかりと勉強しないとチャンスを逃してしまうこととなるでしょう。
試験に無事に合格することができたら、司法研修生となり、法律事務を身に付けていくことになります。
司法研修が終了すると弁護士となることができ、事務所を開業する人も多くなっています。